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 向原さんはやぶさ2が採集したサンプルを砂漠に投下する場合と海に投下する違いは何だと思いますか?  旧職員 太田徹次  2020年12月7日(月) 21:51
 向原さんは、以下の問をどう考えますか。教えて下さい。
りゅうきゅうから採集した砂のサンプルから地球生命の起源を研究する目的でサンプルをオーストラリア南部の砂漠に軌道計算して投下する計画ですが、海に投下する場合のサンプルはどのようなものでしょうか。
 海も砂漠も地上に着陸する場合の衝撃はそれ程差はないように思いますが、ネットで検索してもそのような解答解説は見当たりません。宜しく解答解説をお願いします。
 人が定住生活してから世の中の進歩は、農業化がら工業化から情報化(現在)から宇宙開発から生命医療へと向かっているように思います。
なお、新型コロナ感染症のリスクが大きい血液型はA型>AB型>B型>O型の順です。前にも記述しましたが、A型で死亡した芸能人では、志村ケン、岡江くみこ、死亡してはいないが、米国トランプ大統領もA型です。そして、血液型を変える実証研究がカナダのハーバード大学で行われています。

 はやぶさ2から教えてられる事…失敗経験、チャレンジ精神。  旧職員 太田徹次  2020年12月8日(火) 23:44
 サンプルを持ち帰ったはやぶさ2は、次のチャレンジに向かって飛行を続けている。NHKのプロジェクトX(12月8日放送)。星のカケラにタッチダウンしてサンプルを持ち帰れば、何かしかの成果は有ると語られていました。地球生命の起源を調べるとは、水(H2OかD2Oかの同定、Dは重水素の事)と有機物の有無をサンプルから検出するらしい。
 ご承知の通り、有名なミラーの実験からアンモニアや二酸化炭素から試験管内で放電エネルギーで有機物は合成されている。生命の起源を具体的な物質で同定するのは、非常に簡単で、質量分析機GCーMASSスペクトルを取れば、短時間で確認できる。放送では、東北大学の研究室の先生が報道されていましたが、このようなな分析機器は、私学の大学にも有りますので、サンプルさえあれば良い事になります。そのサンプルが、どこの星のサンプルかを立証できれば良い事になります。従って、はやぶさ2の最大の成果は、りゅうぎゅうからサンプルを持ち帰った事が大いなる成果であります。放送ではNASAがJAXAのサンプル採用の方法を参考にしているという事を放送していました。日本の宇宙工学は、そこまで進んでいるのかと驚いています。
 地球上の資源管理は、米国が、どこに石油資源が有り、どこに鉱物資源が有るのかも把握管理しています。それは地球を周回する幾つもの偵察衛星の映像分析から行われているのでしょうか?。画像の精度が上がり、人物を識別できる精度ならば、人の管理も可能だと言う事になります。軍事転用されて悪用されない事を見て米国に注意する機関が必要です。米国の資源探査衛星の優位性が他国を上回っている状況ゆえに対抗する国は対象を変えるしか無いのでしょうか?。
 だから中国は、対象を月に変えて、月に探査衛星を送り月の資源を中国の管理下におきたい訳です。
米国は1960年代にアポロ11号は月面着陸していますが、詳しい資源探査はしていなかったのではないかと思います。たとえ、月面の資源場所が詳しく知れたとしても、持って帰るのに、莫大な資金が必要になります。その課題を中国はどのように解決するのでしょうか?。そこが、今後の注目点になります。
 これから楽しみな天体showは、まず元旦の初日の出です。天気が良ければ、大阪が、7時05分ですから、少し遅く7時06分位です。
 又三大流星群(ベリセイウス座流星、双子座流星)の一つ、じぶんぎ座流星群が1月3日の夜11時頃北の空の小熊座(北斗七星)の方角から西南の方向へ流れるとされています。残された人生の一つの楽しみです。向原さんに代わり天体観測の楽しみを記述しました。
 向原さん、申し訳有りません。後何かあれば、追加お願いします。

 12/20に大掃除しますか?  旧職員 太田徹次  2020年12月9日(水) 17:23
新しい年を迎えるにあたり簡単に掃除したいものですが、どうされますか?
密にならないように、簡単な掃除をしたい気持ちはありますが、参加して良いものか考慮しています。

 月の資源利用は地球に持ち帰らず月面で利用する(アルテミス計画)。  旧職員 太田徹次  2020年12月9日(水) 20:17
 SDGSは何も地球上の人の経済活動だけではないようです。宇宙開発もいずれ枯渇する地球資源を見越しての月面探査らしい。アポロ計画ではやはり、月の資源探査はしていなかった。ただし、月の資源管理については、国際的な取り扱いが決められています。アルテミス計画と言い1970年代に国際合意されています。資源は平和利用に限る事等が西側主要国間で合意されています。また、地球上には持ち帰らず、月面上で利用する等です。
 今回中国が月の裏側を探査して鉱物資源(鉄、プラチナ等の金属資源を発掘するのでしょうが、尖閣諸島の領有権を主張する)中国は喉から手が出る程欲しいのではないかと思います。
 リチウムイオン電池よりも軽くて大容量の全固体電池の開発が急がれる中、電池には金属の極になる物(亜鉛)が必要になります。中国は、次世代の電気自動車に米国テスラ社の車に対抗する環境負荷の小さい電気自動車の開発で世界シェアを握ろうとうと計画しています。日本の電池開発では、パナソニックが一歩先を行っていますが、テスラ社の電気自動車は日本のパナソニック製電池を使っています。世界では中国メーカー(元は日本のTDK)の利用割合が高いようです。
 中国はアルテミス計画に基本合意していないようなので、今後の動静が気になります。

 太田先生へ  向原広章  2020年12月20日(日) 16:29
向原です。この掲示板を利用されている方は太田先生だけ
と思っています。以前、大迫先輩が数十年前の世界旅行記
を連載されていましたが、誰も見ていないことで打ち切られました
個人的には毎回楽しみにしていたので残念な思いでした
がそのような理由で私も最近は見ていませんでしたが
太田先生からのご質問にこのページで返信します。

ご質問内容
【はやぶさ2のカプセル投下 陸と海の違い】
結論は回収にあります
はやぶさのサンプル入りカプセルは直径が約30cmほど
しかありません
前回もそうですがカプセル落下地点はオーストラリアの
ウーメラ砂漠でした。広大な砂漠です
そんな広大なところに落下した30cmの物体を探すことは
非常に難しく困難です。
なのでカプセルから電波を出していると初代の時は聞きました
その電波発信を頼りにヘリコプターから探すのです
それも地上なら比較的簡単(小さくて難しいですが)
海に落下したらそこがどれくらいの深さかもわかりません
深海なら水圧に負けてカプセルがペチャンコとなったら
一大事です。
なので地上に落下させます。
水の中からは電波も届きません
なので絶対に地上に落とす必要があります
有人飛行で以前に海に落下させたケースはあります
が巨大な物体です(カプセルに比べて)から空母や飛行機での
大掛かりな捜索で発見できました
以上が回答です
余談ですがはやぶさ2が持ち帰ったサンプルは5.4g
と当初計画より大幅に増加(当初は0.1g)なので
どの様な成果が出るか非常に楽しみです
JAXAの講演会楽しみにしています

10日〜15日まで鉄印の旅をしていました
返信が遅れましたすみません

このサイトが活性化されることを願っています
向原 広章

 向原さん解説ありがとうございます。しかし、一部納得できない点が有ります。  旧職員 太田徹次  2020年12月25日(金) 0:57
 無事帰国されて良かったです。また、親蔦会の開催時にお会い出来る事を楽しみにしています。海外旅行はオーストラリアですか?。この報告会も興味有りますね。パワーポイントでは、動画も編集できますので、動画も入れて欲しいです。(無理ならば、無視して下さい)。
 オーストラリアはこれから夏場になりますが、やはり地球温暖化で、例年よりも暑いのでしょうか?。また、米国では、山火事が多発して多くの生き物が死んでいましたが、以前の世界newsのテレビ報道で見ました。ちなみに、電波は海の中からも発信でき、キャッチできます。海上からの潜水官の探索等はソナーで行われており、撃沈される事も有ります。
 本日24木曜日にNHKBSではやぶさ2の放送をしていましたので、向原さんのお話から、興味が湧き見てしまいました。これからも、宇宙に関して、トピックス的な話題が有りましたら講演お願いします。ご回答有り難うございました。 
 皆様、どうか良いお年をお迎え下さい。  太田徹次



 高校程度の生物知識からコロナウイルスも生物ですから、突然変異(進化)します。  旧職員 太田徹次  2020年12月26日(土) 13:31
英国でコロナの変異種が発見されたと言う報道を聞きました。表題の様に変異したコロナウイルスで毒性が強くなっていると聞きます。初期の物と比較すれば、味覚異常は勿論ですか、重症化になれば、突然状態が悪化し、呼吸困難になり酸素が各器官に届かない状態になり、死亡に至るといわれています。
さて、自粛中にNHKBSの番組で、第14代将軍の徳川家斉の失敗(ファミリー計画)を見ました。どこの家又は組織でもそう考えるとと思いますが、強化策の1つは、血の結束(自分の血縁関係者を組織に取り入れて結束を計り強化する)彼の目的は、日本の強化の為に、各藩の藩主(殿様)に家斉の子供や血縁関係者を任命したファミリー計画を実行しました。しかし、失敗します。私が、思うにいくら江戸時代とは言え藩の意志決定は御前会議で決めていたはずです。頭主だけではダメで、ブレインになる人物や発言力のある人も必要だったと思います。
 一般的に言えば、組織強化のためには、1.信頼出来る現場のチームリーダーがいる事、2.情報公開が出来ること、3.一人ひとりに役割がある事で組織は強化されていくと思っています。
 最後に三密を避けて、初詣に行かない人の為に、1月3日(日曜)の夜11時頃の北の空の北斗七星の当たりか四分儀流星群(ジブンギ)流星群から南の方向に流れ星が観測されます。観測中に願い事を3回言えば、願いは叶えられると言われています。仏教とキリストの違いはあっても、神様であることに違いはありません。

 大阪大学が大阪外国語大学と合併した様に、神戸大学は神戸市外国大学と合併するのではと予想します。但し、偏差値的には下がります。  旧職員 太田徹次  2020年12月26日(土) 20:55
 準帝国大学(7帝大学)だと評価される海の大学の神戸大学(神戸商船大と合併してるためこう呼ばれるのか?)は恐らく神戸市外国語大学と次に合併するのではないかと予想される。少子化の影響で、正に大学は今冬の時代です。どのような研究をどこまで研究出来るかは、資金力と人材の豊かさに比例するのではないかと思います。人材力は、国内だけに限らず、アジア圏、米国、ヨーロッパ圏から広く人材が集まる様な工夫(例えば、ホームページは母国語表記と外国表記が選択できるようになっている事は必須)の他、世界にアピールできるような研究が必要でしょうか。
 長年に渡る地道な研究(試練)が有ってそれが自身を鍛え、自身の研究の城を築き上げていく。個人も組織も常に困難はあるものです。それは前進している証拠です。やっと私も後期の研究テーマが見つかり、あとは自作の器具で客官的なデータを取るだけです。かなり遅過ぎますので、自己満足に終わるかも知れません。

 慣れたこれまでの生活習慣を捨てて異なる生活様式で変幻自在に変える柔軟性が有りますか?  旧職員 太田徹次  2020年12月27日(日) 10:04
 私のような昭和生まれの古い世代は、難しい問題解決学習を習慣化する事で何度も繰り返して短時間に正解を導き出す学習スタイルを体得してきました。団塊世代の1つの学習スタイルでした。従って経験値が重要でした。しかし、コロナが変異する時代に変ってこのような学習方法論で良いのか?と言う疑問が有ります。
脳の柔軟性が衰えてきたシニア世代の学習方法は、これまで前述したように何度も繰り返す事で短期記憶に残し、その知識体系から瞬時に判断して答えを導き出す事を競い合い、時間と正確さと正答率を競う入試が行われてきました。コロナの変異に合わせて、学習スタイルを変える意味はどこにあるのか?。人類は学習から将来起りうると予測される事態に対して蓄積してきた知識経験値から解答を導き出すことで人々の幸福追求に寄与してきました。このような教育活動を40年余り続けて来ました(表彰2回)が、教師として分け隔てなく、分からない生徒の立場に立って教壇に立ったつもりです。36、37回生達からは、私が知らないだけかも知れませが、授業に関する苦情は聞いた事がありません。教科書、授業で分からない所があるだけで受験生の貴重な時間を消費させないように、ネットを利用して質問に答えるようにパソコンを利用して回答していた時期がありました。何年間かの質問の蓄積から、代表的な質問と解答を用意していたがありました。
 客官的に見ると私の特徴は実験大好きで、授業の始めに必ずチョイ演示実験をする事で注意を教師に惹き付けてなぜなのか考えさせる授業スタイルを長年実践してきました。
 又、座席による理解度が変わるのではないか?と考え、教材研究は勿論ですが、席替え効果を中心に研究し、その経験値は県の研究会で情報公開して共有財産になればと言う思いで兵庫県理科学会や日本化学学会でも発表してきました。発表は選考があるのは当然です。正当な評価の有ったものは、数点の問題集にしたり、数点の教科書に反映させたりしました。
 晩年は教育活動よりも研究活動に興味が有り、その方向に動いて行きました。
しかし研究活動といっても、グローカルな発表でしたが、それでも毎日の教材研究と準備だけで精一杯な状態だったように思います。今から思えば、大学の研究機関に焦点を合わせて教材作りを蓄積していくべきだったかも知れません。上位に上がれば、違う人間関係が有り、慣れるのに時間がかかります。社会的上位に上がれば学力よりも人間交渉力がより重要になるのでではないかと思います。妬み、嫉みは人間社会では、必ず有りますからどう解決出来るかを実行できる人間力が問われるように思います。高校生、大学生の学生時代に学問を追求しますが、その先の社会人での人間力を養い人間関係から発生する諸問題を解決出来る人間力が必要になります。文化度が上がれば、品位が問われるようになります。英国王室のウイリアム王子とヘンリー王子を見て下さい。日本の皇室の兄の令和天皇と弟の秋篠の宮を見てどう感じますか?。気品の違いを感じますか?。