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| ■ 23回生同窓会でのN君との再会 旧3年1組 菅 敏喜 | 2025.11. 6 |
令和7年10月12日に2年ぶりの同窓会が開かれ参加した。事前に新しい参加者を知ることが出来ワクワクするような楽しみがあった。それはN君との再会である。N君は今まで参加されていなかったし、関東に在住だと聞いていたので再会を諦めていたが、図らずも参加されると知り楽しみにしていた。当日、全員が席に着き三々五々懇談が開始され色々な人と話す内に「N君が来ているらしい」と言うと一人が「そうや、あそこに座ってはるやろ」と指差された先を探すも該当する人影はない。再度確認するも私のイメージするN君は居なかったが指差された彼に間違いなさそうだ。恐る恐る近づいて本人に確認すると間違いなくN君だった。「一年の時同じクラスだった菅です覚えていますか」と言うと覚えていてくれ懐かしがってくれた。 印象に残っているのがなぜN君なのかというと、入学当時、他中学卒業の生徒はあまり知らないし話もしなかったが、N君は結構親しく話しかけてくれたので親しみを感じていた。その後進級してクラスは別れ疎遠になったが、社交的ではなかった私からすると活発に誰とでも交友して青春を謳歌している彼を見ると羨ましかった。 同窓会はこんな出会いがあるから楽しい。何度か出席すると常連の方々とも再会でき「元気に過ごしていた?」と健康を確認しあえることも楽しみの一つである。いつも同じ人ばかりでは飽きるという話もあるが、高校時代は毎日同じ人と飽きもせずに過ごして居たんやで(ハハハ当たり前やけどね)。 卒業以来、お互いに違う人生を送ってきた者同士、直な気持ちで話し合えば話題が尽きる事はない。心打ち解けて話し合うには少し時間はかかるかも知れないがそこは同級生同士、すぐ理解しあえる筈だ。 そんな事を思いながら、N君と同窓会後に行った二次会の席で、お互い歩んできた道を話し合いたいねと言うと、彼も共感してくれた。 こんな事を考えていると次回の同窓会が待ち遠しくてたまらない。更に今まで会えていなかった人が参加してくれることを願いながら筆を置くことにする。 令和7年10月14日・八王子にて記す | |