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■ 加藤元先生(夢高第4回生)の近況! /事務局からのお知らせ投稿です。2016.12.27

事務局からのお知らせ投稿です。

 2016年12月18日「ダクタリ動物病院東京医療センター」野内様より、「ダクタリ動物病院東京医療センターよりお願い」の表題メールが事務局あてに届きました。そのメールの趣旨は、加藤先生が「北海道大学の客員教授への就任と、感謝状を授与された」との事です。この連絡の詳細は、ワードの添付ファイルで届いておりますので、それをテキスト化し親蔦会のホームページで、会員の皆様にお知らせします。
 
  (加藤元先生は、夢高の第4回生で、このダクタリ動物病院の院長さんです。)

以下、テキスト化した文書です。

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加藤元先生が北海道大学獣医学部、獣医学部大学院の客員教授に。
北海道大学総長から感謝状を贈呈。

                  報告者:ダクタリ動物病院 東京医療センター
                                院長 野内正太
                                 GM 松沼謙一

 公益社団法人JAHA初代、2代、10代、11代会長である加藤元先生が、さる平成28年11月29日、国立学校法人北海道大学において、大学院および、獣医学部の客員教授への要請を受け、これを受任いたしました。
 国立大学では発令式というものがあり、発令式の前日には札幌入りして、翌日の北海道大学総長から感謝状をいただくとともに、今回のコロラド州立大学獣医科大学/College of Veterinary Medicine and Biomedical Sciences, Colorado State University (以下CVMBS)と北海道大学獣医学部との実質的な交流と提携に対して、全教授、准教授出席のもと、発令式に臨みました。
 加藤元先生は、Dr. Jim Vossが1986〜2001年の15年に渡り学長を務めた時代の1986年、CVMBSに客員教授として迎えられ、2年後からはAffiliate Faculty Memberとして30年以上、今日に至るまで、専門のないHuman Animal Nature Bondを大切にするジェネラルな日本人臨床家として、アメリカの獣医学教育ならびに訓練に携わっています。そして、CVMBSの日本へのアンバサダーとして活躍しています。
 このたびCVMBSと北海道大学とを結びつけるべく、CSU3往復、北大6往復という精力的な活動を行った後、この交流システムと提携が実現しました。
残念ながら日本には存在していないのが、オーガナイズド・ベテリナリー・メディスン、もう一つクリニカル・サイエンスなども欠けています。内科、外科、臨床繁殖という明治以来の、獣医科のある大学のクリニカル・サイエンスです。世界中の先進国の大学で確立されている臨床各科にわたる専門医のフェアーな育成システムが残念ながら日本にはありません。
 このたびの交流システムと提携で、日本の北海道大学獣医学部(アメリカでは獣医科大学)に入学してくる、次世代を担う優秀な新入生たちとジュニア・ファカルティや臨床に携わる大学院生の視野を広げ、その分野において断トツであるアメリカの獣医科大学の各科にわたる専門医のクリニカル・サイエンスのレジデント教育と訓練、さらに学生選抜から継続教育、各種獣医学会/獣医師会活動にいたるまでのオーガナイズド・ベテリナリー・メディスンの実態にふれることで、日本の実質的な臨床のサイエンスとオーガナイズド・ベテリナリー・メディスンの合理的な実用に結びつけたいと考えています。
 また、自他共に許す、各科に渡る専門医の養成システムの確立のために、北海道大学、CVMBSの両校内に「Gen Kato Found」が設立されました。これはCVMBSとの実質的交流と研究、提携のためのみに使用されるもので、この基金の設立、およびCVMBSとの実質的交流は、両大学に大きな影響を与え、獣医学の世界に新たな地平をもたらすものであります。北海道大学山口佳三総長から、これらの貢献を称えて感謝状が贈られ、同時に北海道大学の獣医科研究部(獣医学大学院)とともに同獣医学部の客員教授任命と併せてこれらの栄誉が授与されました。

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なお、「添付ファイル」はPDFに変換しました。下記のURLから確認して下さい。
http://sinchoukai.com/hokan/katou-report.pdf

また、加藤先生の写真は、下記の「ダクタリ動物病院東京医療センター」のホームページから、転載させていただきました。
http://www.daktari.gr.jp/tokyo.html

以上、事務局からのお知らせ投稿でした。2016/12/27